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なん……だって……?

先日、知人に
「おめぇさん、慣用句の使い方を間違ってるんじゃね?」
とか言われてしまいました。

何かと思えば、私が関わったことのあるゲームで、そんなのがあったとのこと。

どこか聞くと、確かに自分の書いた場所。
で、自分の仕事フォルダから該当箇所のシナリオファイルを開いて確認。

……間違ってないよ?

続き
しかたないので今度はサンプルでいただいたゲームを起動して、該当箇所まで進めてみる。

うん、間違ってる。

って事は、わざわざ誤用に改悪されてると言うことなのか……。

正直予想外でした。
他ルートとの差異や違和感を出来るだけ無くすために、メインの人が弄るのは当然なのであまり細かいところまでチェックしてなかったのですが……。
というか、納品後は音声収録に立ち会わない限りは発売までテキストがどう弄られたかは確認しようがありませんし。
しかしまさか、こう来るとは。

まあ、もう過ぎたことなので構いませんけど。
私もどこかで何気なく間違った言葉を使ってることも否定できないので。

しかしヒロインの台詞だから、少なくともメインライターの他にディレクターと声優と収録時の音響監督の人が見てるはずなのに、慣用句の間違いに気付かなかったんだろうか。
それほど難しい言葉は使ってないのに。
デバッグでも気付かないなんて……。(これは、気付いても既に音声があるので修正できなかった可能性があり)

多分、ユーザーはがきなんかで結構突っ込まれてるんだろうなぁとか思う今日この頃なのでした。
だって、エピローグで余韻に浸ってる場面なんだもん。
正確な意味を知ってる人は興ざめするよ……。

まぁ何が言いたいかというと、そういうのを見つけたら生暖かく見守ってください。
結構慣用句とか使い間違えるライターさんも多いので。

最近プレイした体験版でも、二箇所くらい発見したし……。
冷静に読み返したり他人の書いた文章なら気づけても、自分の書いた文章ってわからないモノなんですよ……。

あ、そう言えば知人のライターさんが書いたラノベでもいくつか見つけたことが……。